これからの賃貸経営についての記事が掲載されていました。 |
空室対策の秘訣は大きく分けて3つのポイントがあります。
アパート経営について
満室にするための3つの募集条件とは
@相場に合わせた家賃と敷金・礼金の設定 A相場よりも若干多めの広告費 B担当者に対するキックバツク 現行の募集条件 ・家賃は他者の相場並み ・広告費は1ケ月 ・入居者がきまつてからリォーム ・物件自体の評判はあまりよくない 新規募集条件の変更(近隣の競合物件の入居状況の情報を集めて検討) ・家賃は他者相場並みマイナス1,000円〜プラス5,000円(1階はマイナス1,000円)普通階は0〜プラス2,000円 ・広告費は2ケ月分(広告費は管理会社にではなく入居者づけをしてくれた業者に全額を渡す。 ・敷金と礼金はともにゼロ ・全室クリーニング ・全室小型冷蔵庫新規導入 ・個人キックバックを導入(1件につき2万円) ・ボロボロから見られる程度にリォーム @前面がサビていた階段の塗装 Aシートがめくれていた廊下のシートの張替え Bサビサビの自転車置き場の塗装 C放置自転車の除去 D放置バイクの除去 Eゴミ捨て場と化していたエントランスの清掃 などの最低限のリォームです。 3カ月で満室になりました。現在はどうでしょうか。大家さんの全員がこれと同じことをしたら条件が同じになり、また空室になる可能性があります。根本的な解決にならないような気がします。入居者づけのポイントは、管理会社や賃貸仲介業者に協力してもらえるかどうかにも影響はあります。 またもっと大事なことは給配水設備は耐用年数は15年ですので15年経った給排水設備は老化が進み現在の設備について、入居者が満足する設備になっていないということです。台所の流し台とか浴槽・トイレ等がこれに該当します。毎年の不動産所得の10%は積み立てていれば交換できますが、生活費等で使われ積み立てがされていない大家さんは、取替えができないため入居者から敬遠されることとなり、空室状態になります。アパート経営は事業ですので、この点は大事なことです。15年前の設備と今の設備では機能が違います。パソコンでも3年経つと機能の面もよくなり、価額の面ではずいぶん安くなっているのと同じ考え方だと思います。今ではインターネットで調べてきていますので、上記@ABだけではないことに気がつくべきです。新築のアパートはすぐ入居者が居るのはこのような点ではないでしょうか。又家賃を下げるより広告費や部屋の設備などに投資することが、長期的には良いのではないでしょうか。 戻る |